ボイスプールについて

ツールのプレビューでは十分なボイスプールが確保されているため再生に問題はないのですが、ゲームに組み込んだ時に音が鳴っていない場合や、発音数不足で不自然に途切れたりといった場合があります。

ボイスプール

ADX2では同時発音数分のボイス(発音の最小単位)をあらかじめプールに確保しておき、発音時にそのプールから空いているボイスを取り出して発音処理をします。

つまり、同時発音数がたりなくなった時や、ボイスがプールからとれなくなった時などに、ツールで聞いているより音が少なくなるなどの現象が起こります。

これらの問題がでた時には、プログラマ側で初期化時にボイスプールの設定を見直す必要があります。
「”W2010072217 No voice pool was found.”」や「W2010072215 No voice pool has streamer. 」などのエラーや警告が発生することもあります。
コーデックごとにメモリ、ストリームそれぞれでボイスプールを必要とします。

0などに設定していると上記のようなNo voice poolといったエラーがでます。

ゲーム中の発音数が足りないと感じた場合はプログラマとボイスプール数などの相談をする必要があります。

具体的な相談内容としては、まずゲーム中での発音数についての想定、データ側でのリミット数の設定、プログラムからのほぼ同時にリクエストする数など発音数に絡む問題を解決するようにすり合わせします。
演出面やシステムスペック、作業工数などそれぞれの立場での考えがあると思われます。

また、ストリーム再生の時は、ファイルシステムのストリーム本数も気にする必要があります。ファイルシステムではあらかじめ1本分のストリームが予約されているため、音楽用のストリーム本数+1本分のストリーム数を設定しておく必要があります。

これらの情報の詳細についてはランタイムのマニュアルを参照ください。